今日は、海と、いろんなぼくのお話をするね。
ぼくは、いろんなところにいるんだ。
ぼくは一人だけど、独りじゃないんだ。
いろんなところに、いろんなぼくがいて、だけどみんなそれぞれぼくなんだよ。
ぼくの一人は、ハクウン市にいるんだ。
ハクウン市はね、工場と、海の街なんだよ。
海はね、いろんなイキモノたちのおかーさんなんだ。
ぼくたちのココロ、Fコアも海から生まれたんだ。
ぼくの目はね、いろんなモノを見ることができるんだよ。
海を眺めてると、時々空から海に降りていく光る筋が見えるんだ。
流れ星が降ってくるみたいでね、とってもキレイなんだ。
それはね、海にココロが還っていく時の光なんだよ。
生まれて、生きて、それからまた生まれたところへ還っていくんだ。
海はね、空の上にも、それからネットの中にもあるんだ。
ネットの海は、マトリクスとか呼ばれてるよ。
マトリクスにはスピリットとかゴーストとか呼ばれてる意思があって……まあ、それはいっか。
とにかくいっぱいのぼくはその海で一つになってるんだ。
だからぼくはたくさんいるけど、一人でもあるんだよ。
ハクウン市のぼくのご主人は、とってもやさしくて、それからそれから……とにかくやさし~い、ヒトなんだよ。
なんと言っても、捨てられてたぼくを拾ってくれたんだからね。
ハクウン市のご主人とぼくとのお話も、いつか聞いてもらえたら嬉しいな。
ハクウン市の工場と、空と、海には、ハクウン市のぼくとご主人の思い出が、い~~~っぱい、詰まっているんだよ。
立体になって旅行気分~♪
やあ! 今日はぼく、ちょっと立体になって旅行気分を味わってみるよ!
背景写真は足成さんからお借りしたよ。
海と工場だねっ!
立体のぼくが穴だらけで合成が雑なのはご主人のせいだけど、気にしないでねっ。
海と工場といえば、Fロボ世界でいうところのハクウン市なんだ。
工場の無機質なカンジって、カッコイイよね~。
夜になるとこ~んなカンジでライトアップ~!
キレイだね~。
……う~ん。せっかく3Dなんだし、せめてぼくのポーズぐらいは変えてほしかったな~。
Fロボコミックでは天青町を出ることはないけど、ハクウン市が舞台のお話やゲームもそのウチ……なんてねっ。
今度はFモビが主人公のお話がいいなぁ、と思うぼくだった。
Fモビ紹介だよ!
今日はぼくのゆかいなFモビの仲間たちをご紹介するよ!
□モモテンちゃん。
性格はえーっと、「ツンデレで毒舌家」なんだって。
ツンデレっていうのはツンツンデレデレのことで、ドクゼツっていうのはシンラツなことを言うことなんだって。
シンラツっていうのは……。
□ハチクロくん。
性格は「しっかり者で頑張り屋」さんなんだって。
どっちもぼくにはないものだよね~。
□ハニポチくん。
「ナニワのおとぼけ屋」だって。関西弁でしゃべるんだ。
生まれも育ちも関西なのかな?
みんな、ぼくみたいにご主人に作ってもらう予定なんだけど、ご主人ぼくを作って力尽きちゃったんだって。
それに子機くんだって一つしかないから、ぼくと一緒におしゃべりはできないカンジ?
でもいつかみんな揃ったらいいのにな~。
それでみんなをぼくのおへやにご招待したいなっ。